見上げる空に白き鳩在りて

銀色雲のその上を高く翔び

緑が触れてくる触れてくる

さぁ静かに目を閉じて、

心が昇ってゆく

空が触れてくる

背中の羽がぎこちなくて

昇る、、昇る、、

空が高すぎて、眩しすぎて

見渡す世界は遥か遠くに置き去りにしたまま、、

風に揺られ風と笑い風と遊ぶ

何も遮るものはなく

魂は無限に開かれてゆく　、、覚醒

空が広すぎて

いつしか夏空に

憂いが溶けて溶けだして

光の雫となって輝きだす　、、感涙

空が優しすぎて

背中の羽が心地良くて

見渡す世界に、とこしえに

調和と、希望が降り注ぎますように、と、

願いながら翔ぶ、、

癒しの日は流れ流れて、、

鳥になった日

緑触れし日。

                                     ｂｙ　シンクロLady

                                                       ２０１８．６．３．