人々よ　　今何を思い　日々過ごしているか

日々雑多に追われ　心ちぢに乱れ　苦しみの中であえぎ泳いでいるあなた方ではないのか

幸せの道を探し求め　時だけがどんどん小走りで過ぎて行く

そこに見えているものは　虚しさではないのか

物に心奪われ　お金に心奪われ　

あなたのそばにある喜びの種すら見えぬあなた方は

何を見ているのか

刻々と近づく老い　また病い　また死　その足音に　己が心の底で脅え苦しむ

そして忘却を生む

悲しいかな　　これまた　闇に飲まれて行く姿

光そばにある事も知らず

真の喜び　そばにある事気づかず

希望さえ見い出せぬ

自ら白い美しいキャンパスに　闇を塗り込め　目隠しをしている

これが　あなた方の世界であろう

あなた方は何を学んで来たのか　よくよく考えてみるが良い

人生とは何故にあるのか

何故　時間というものがあるのか

何故　この空間があるのか

何故　これ程迄　豊かな自然があるのか

何故　有り余る程の水があるのか

何故　これ程の大地があるのか

何故　昼があり　夜があるのか

何故　太陽は輝き　　我々の元に手向けるのか

何故　夜のとばりに　星々の光と月の光が相まって優しい光を照らすのか

何故　大気があるのか

今一度　問うてみなさい

それを　偶然にあるものと思い込まされ　これが本当の意味だと思い込んでいる

私は　はっきりと言っておく

何一つ　偶然でできたものはないと。

全て神仏が念いによって創った事を。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　(②に続く)